2022年趣味的やっちまった集
2022年も最後となりました。今回は今年を振り返って、管理人こと私のやっちまった集をお届けします。
今年を振り返って
思い返すと、私は1月に成人式があったのですが、とにかくいろんなことがあって随分と昔のことのように感じます。このサイトを作り始めたのは今年の4月ごろで、少しずつ記事が増えてきました。特に9月ごろからは人との関わりが急激に増えて、サイトへのアクセスも増えました。
▼Jetpackの統計だとこんな感じです。
クリエイターさんのような方々だと、自身のこれまでの活動や製作物をポートフォリオというもので公開しているそうですが、私の場合はこのサイトがその役割を果たしています。
サイトを作っていると、不思議なことに次のアイデアがどんどん出てくるもので、ものづくりをしている方には何らかの形で公開することを強く勧めます。ホームページやブログを作る、コミュニティに投稿するなど方法は様々です。
▼例えばProtoPediaという、作品例が投稿されているサイトがあります。
学びの多い一年でしたが、当然失敗もありました。その中から五つ、ランキング形式で紹介します。細かすぎて伝わらないかと思いますが、同じ轍を踏まぬよう気を付けていただけたらと思います。
第五位:ファンの破壊
ジャンク品で買ったファンを破壊しました。電子部品を扱っていて、煙が出たのは初めてです。一応電池をすぐ外せるように構えていたので、大事には至りませんでした。みなさんも電源はすぐ切れるように気を付けてください。
Youtubeでもコンデンサが爆発したり、抵抗が燃えたりしていますが、絶対に一度見ておいたほうが良いです。勉強は命の危険を感じているときが一番捗ります。
ジャンク品は安いものの、大抵使い方がよく分からないので、購入するのはお勧めしません。よく後悔しています。部室にもジャンク品があるのですが、私と同じような先輩がいたのだろうなぁと思っています。とはいえ、私は特価品に弱いのです。最近も福袋を買ってしまいました。
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第四位:ユニバーサル基板のはんだ付け
コマゴマ一号の基板を製作したときのことです。ユニバーサル基板にピンソケットをはんだ付けして作ったのですが、穴一つ分ずれていました。モジュールが挿せなくて使い物にならないので、やり直しです。
小さい基板にかなり詰め込んでいるので結構大変です。これ一枚作るのに数時間かかります。大きい基板のほうが断然楽なので、初心者の方は大きい基板を使ってください。
▼青い基板が失敗で、黒い基板が正解です
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第三位:基板の発注
はじめて基板を発注したときのことです。回路図上での抵抗の配置を間違えました。プログラミングを頼んでいるので動作確認ができておらず、実はまだ間違っている可能性があります。
基板自体の値段は安くても、送料が高くて時間がかかります。ユニバーサル基板のように気楽にやり直せないのが難点ですね。
▼画像の一枚目が間違っていて、二枚目が正しいです。
また、海外の会社に発注したのですが、住所を日本語で書いたら英語で書いてくださいというメールが来ました。海外に依頼するときは気を付けてください。
この基板は部活用に設計したものなのですが、期日ギリギリに先輩から発注の仕方を教えてもらったので、確認が甘かったですね。可能であればブレットボードで実験するくらいの余裕が必要です。焦りは本当に禁物です。
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第二位:アクリル板の接着
失敗しすぎて記事にもしていないのですが、実はアクリル板の接着に挑戦していました。ホームセンターでよく売っているアクリル板を、それと一緒に売っているアクリル板接着剤で固定して、箱を作りたかったのです。
▼アクリルサンデーの接着剤。注入器付きです。
▼アクリルサンデーのホームページに説明がありました。
https://www.acrysunday.co.jp/diy/howto/80/
どこかにも書いていた気がするのですが、手の熱で注入器から接着剤がどんどん出てきます。ちょっとずつ出すというのがものすごく難しかったです。あとすごいスピードで揮発します。換気は必須です。
▼アクリル板を接着したところ。作業台も汚れてしまっています。
強度的には全く申し分なかったのですが、この仕上がりは良くないですね。板のすき間から接着剤が染み出してしまいました。また、アクリル板の厚さがいつも使っている2mmではなく3mmを使ったのですが、かなり切りにくかったです。プラスチックカッターを深く入れることができません。
接着するときのアクリル板の置き方や、テープでの固定の仕方など、もっと工夫すべきだと感じました。アクリル板の接着は再挑戦しようと思います。
第一位:CanSatにて
去年の夏休みから今年の3月ごろにかけて、ある団体の新入生教育としてチームでCanSatを作っていました。CanSatとは模擬人工衛星のことです。気球から機体を落下させて、パラシュートを開いて着地し、地上で任務を達成するというものです。
気球から落下させるので、本番は一日だけ、落下させる回数も限られていました。そんな中、一回目に落下させたときに電池が外れて動かないということが起きました。原因は電池の固定不足です。
完全にケースに覆われている電池ボックスを採用していればそんなことは起きなかったのですが、取り外しのしやすいものを使っていたので落下の衝撃で外れました。
▼電池が外れたときの写真。
結局電池をテープで固定して、それ以降外れることは無かったのですが、二回目は強風に煽られて不時着したので走行できませんでした。三回目にしてやっと走り始めたのですが、今度はギアが欠けて走行がぎこちなくなっていました。
一回目に電池が外れていなければ、何の問題もなく走っていたかもしれません……
▼ギアが欠けたときの写真。タミヤのギアボックスです。
最後に
来年はいままで説明していなかったものの、よく使っている電子部品の使い方なども紹介していこうと思います。モータードライバーのTB6612FNG、無線モジュールのXBEEなどから始める予定です。新しい試みとして、Raspberry PiやNode-REDも使ってみようと思います。
サイトの構成ももう一度確認しようと思っているのですが、その影響でリンク切れを起こす可能性があります。予めご了承ください。気分次第で急に配色が変わる可能性がなくもないです。
それでは皆様、よいお年をお迎えください。