TA7288Pを使ってモーターの制御

 モータードライバーを使って、とりあえず大きなモーターを動かすことが目的です。使用したモーターはRS-385PH-2465というもので、モーターの先にギアボックスがついています。

 今まで使っていたモーターは5Vぐらいのものでしたが、今回は10V以上です。急に高電圧を使うのは怖いので、9Vぐらいの電圧で試しました。

回路を組む

 モータードライバーにはTA7288Pを使っています。これはデュアルモータードライバーなので、本当は二つのモーターを制御できますが、今回は一つだけ制御しています。

▼データシートはこちら

https://toshiba.semicon-storage.com/jp/semiconductor/product/motor-driver-ics/brushed-dc-motor-driver-ics/detail.TA7288P.html

http://blog.digit-parts.com/pdf/ta7288.pdf

▼回路図はこちら。Eagleというソフトウェアを使っています。

IN1IN2IN3M1
001/0BRAKE
100CW/CCW
101CCW/CW
データシートのファンクションより

←M1だけ制御するので、ロジックはこちら。

IN2はLOWでいいのでGNDに接続しています。

プログラムを書く

非常にシンプルです。なんならIN3しか制御していません。Lチカレベルのプログラムです。

void setup() {
  pinMode(5,OUTPUT);
  pinMode(6,OUTPUT);
}

void loop() {
  digitalWrite(6,HIGH);
  delay(10000);
  digitalWrite(6,LOW);
  delay(10000);
}

実際の動作

 さすがに電圧が足りなくて弱々しいです。動作することは確認できたのでOK。動画にしたら謎の不協和音が混じっていますね…

まとめ

 とりあえず動作することは確認できたので、大きなモーターも使っていこうと思います。モータードライバーは、部室に他にも種類が沢山あったので、どんどん試していくつもりです。

 これ以上大きな電圧を使うには、やはり部室のリポバッテリーを使わなければならないかもしれません。かなり恐ろしいです。耐火性の袋に入れられているんですよね…

 


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