タップでねじ穴を作る(木材、アクリル板)
はじめに
今回はタップという工具を使ってみました。ドリルのようなタップを回すことで、ねじ穴が作れます。ドライバーに取り付けるものもあったので、それも試してみました。
試してみたタップの径はM3,4,5,6で、材料は木材とアクリル板です。
▼コーナンで買った工具。左の写真の、左がタップで右がダイス。ダイスは棒にねじのギザギザを作る用。
木材にねじ穴を作る
▼木材はコーナンで売っていた、詰め放題のものです。これだけ入って400円程。使いやすい大きさです。
▼タップ中の様子。やわらかい木材だからか、簡単にねじ穴を作ることができました。
下穴に推奨されているドリルの径がなかったので、ちょっと小さいもので代用しましたが、全く問題ない出来でした。
▼左からM6,M5,M4,M3,M3(ドライバー用)
アクリル板にねじ穴を作る
今回はよく使っている2mmのアクリル板を使っています。ねじ穴を作ることができれば、ボルトの数を減らして若干の軽量化を狙えるかも?
▼タップ中の様子。食いつきが悪くて、木材より回しにくい印象。
6mmのタップはねじ穴を作れませんでした。6mmはピッチが1.25mmなので、アクリル板が薄すぎるのでしょう。分厚い板であればねじ穴を作ることができると思います。
アクリル板も、ドリルの径をちょっと小さいもので代用しましたが、問題なくねじを留めることができました。
▼左からM6,M5,M4,M3,M3(ドライバー用)
やってみた感想
ねじ穴を作ることができたものは、全部しっかり留めることができました。ドライバー用のタップでも遜色なく使えたので、楽に作りたいならお勧めです。手回しのものよりも長さが短めなのには気を付けてください。
アクリル板のM6は失敗しましたが、まぁそんなに使わないでしょう。店舗で売っているアクリル板は、分厚くて5mmとかなので、木材と比べれば薄いです。大きいものを作るなら、やはり木材のほうが適していると思います。
今回の検証で、結構しっかりしたねじ穴を作ることができると分かったので、新しい機体を作るときはタップも使ってみようと思います。