ここではモーターと無線通信に関連したモジュールについて紹介しています。私がよく使っているものです。
モーターを制御する
モーターを使うにあたって、そもそもタイヤなどの部品をどう取り付けるのかというのが問題になります。小型のモーターだとなおさらです。そこで、私はTAMIYAのギアボックスをよく使っています。ギアボックスのシャフトに部品を取り付けます。
▼t-立脚には5速ツインギヤボックスを使っています。
![](https://404background.com/wp-content/uploads/2022/05/898465e9-67c6-4d2c-a85e-0659a0b170e6-0-scaled-e1651910220510-1024x908.jpg)
▼他に使ったことがあるギアボックス。TAMIYAは互換性のあるパーツも売っているので、使いやすいです。
モーターをマイコンで制御するときは、モータードライバーを使っています。モーターの正転、逆転、停止を簡単に制御できるようになります。一番よく使っているのは、TB6612FNGというモータードライバーです。
秋月電子通商だとチップのものが売っていますが、これでは使いにくいです。スイッチサイエンスは販売を終了しています。互換品を買うか、他のサイトで買うことをおすすめします。
▼TB6612FNGを使ったモジュール。ブレットボードに挿しやすい、いわゆるDIP化基板です。
![TB6612FNG](https://i0.wp.com/404background.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_0843-1024x615.jpg?ssl=1)
![](https://i1.wp.com/404background.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_0861-889x1024.jpg?ssl=1)
▼Amazonのものだとはんだ付けが必要です。経験上、金属部が広いもののほうが、はんだ付けしやすいです。
▼SWITCH SCIENCEの販売ページ
▼TB6612FNGに関する記事を書きました
無線通信をする
無線通信にはXBeeを使っています。他にも通信用のモジュールはありますが、これが一番使い慣れています。UART通信ができるので、パソコンとマイコンの間でシリアル通信をするのと同じように使えます。
気を付けないといけないのは、XBeeのピンの幅は狭いので、そのままではブレットボードや基板に挿せないということです。ピッチ変換基板というものに挿すと、使いやすくなります。
もし買うなら、スイッチサイエンスさんで購入することをおすすめします。変換基板も売っています。ただしどこで買ってもXBeeは高いです。便利なんですけどね。ちょっと敷居が高いかもしれません。
▼XBeeとピッチ変換基板。パソコンに挿す用と、ブレットボードに挿す用があります。XBeeのほうが幅が狭いのがわかるでしょうか。
![XBee](https://i2.wp.com/404background.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_0844-756x1024.jpg?ssl=1)
![XBee ピン幅](https://i0.wp.com/404background.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_0846.jpg?ssl=1)
XBeeのアンテナには種類があります。U.FLタイプは外部のアンテナを取り付けるタイプであることに注意してください。それほど長距離で通信しない、もしくは小型に抑えたいなら、PCBタイプかワイヤアンテナタイプをおすすめします。
▼私が使っているのはS2CのPCBアンテナタイプです。以前はU.FLタイプにアンテナを取り付けて使っていました。
応用例:ラジコンを作る
私が製作したt-立脚では、TB6612FNGとXBeeを使って、パソコンからラジコンのように操作できるようになっています。
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