リチャージWiFiを使ってみる(買い切り型のモバイルWiFi、Raspberry Piとの接続)

はじめに

 今回はリチャージWiFiというモバイルWiFiを試してみました。

 元々は出張先でロボットの遠隔操作をするのにポケットWiFiやレンタルサービスを調べていたのですが、買い切り型でチャージも可能なものとして見つけました。

▼こちらを購入しました。

 レンタルサービスで利用できる端末と比べたら接続は不安定かもしれませんが、契約等が不要なので安価に使えそうでした。うまく利用できそうであれば、ロボットに搭載したいなと思っています。

▼以前の記事はこちら

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ルーターの設定

 届いたルーターを早速接続してみました。

▼180日以内に接続してデータ通信をする必要があるようです。

 SSIDやパスワードはルーターに書いてありました。

▼電源をつけると、接続先として表示されました。

 PCのブラウザで登録を行いました。

▼以下のページのマイページから、会員登録を行いました。

https://www.rechargewifi.jp

 ログイン後、端末の登録画面に移動し、IMEI番号を登録しました。

▼接続を開始してすぐのときは、チャージストックが無いと表示されました。

▼ルーターの電源を入れてからしばらくすると、100ギガと表示されました。

 これで接続して、残りのデータ量を確認できるようになりました。

 なお、無線接続だけでなく、PCのUSBポートに差して有線接続のように利用することもできました。

▼Ethernetで接続したときのようにアイコンが表示されています。Wi-Fiはオフで、この状態でもインターネット接続ができていました。

Raspberry Pi 3と接続してみる

使用した部品

 ロボットに搭載することを想定して、バッテリーの給電のみでRaspberry Pi 3のWi-Fi接続にリチャージWiFiを利用してみました。

▼こんな感じの接続です。

▼バッテリーは12V12Ahのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーです。

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▼Raspberry Pi 3はAmazonでも販売されていますが、値上がりしている感じがしますね。

▼ディスプレイもつけています。

▼DCDCコンバータは5V10A出力のものを使っています。

 ロボコンで使っていた緊急停止スイッチも差しています。

▼こちらの記事で紹介しています。

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接続の確認

 最初にRaspberry PiのUSBポートに差して接続できないか試してみたのですが、無線の接続先としても表示されない状態でした。これは、Raspberry PiのUSBポートから給電できる電流量が少ないことが影響しているのではないかと思います。リチャージWiFiのルーターは5V1A必要なようでした。

 また、DCDCコンバータの5V出力をルーターに給電していたのですが、Raspberry Pi側で何回もパスワードの入力を求められ、接続することができませんでした。

 コンセント給電では安定していたので、リチャージWiFiへの給電をモバイルバッテリーで行うようにすると、安定して接続することができました。

▼こちらの小型のモバイルバッテリーを使いました。

▼Raspberry Pi Connectでデスクトップ画面に接続できました!

 DCDCコンバータからの給電なら動きそうなのですが、単に接点不良や線が細かった可能性もあるのではないかと思います。リン酸鉄リチウムイオンバッテリーから安定して電源を供給できるようにしたいところです。

▼挟みこんで接続できる端子台を利用していました。

最後に

 モバイルバッテリーやコンセントからの給電であれば問題なく利用できました。

 Raspberry Piもモバイルバッテリーの給電で動くので、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーはロボットのモーターなどへの給電に専念させるという使い方でもいいような気がしてきました。ハードウェア側も開発しながら試していきたいところです。

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